音楽性、人間性、全てにおいて尊敬している坂本龍一さんが亡くなった。
動画はUNDERCOOLEDと言う曲です。
ラッパーに韓国人のMCスナイパー、弦楽器に中国人の女性、坂本龍一と小山田圭吾の日本人。
反戦歌らしいのですが、メンバー構成、曲の雰囲気全てにものすごく反戦のメッセージを感じ取る事が出来ます。
すごい曲だと思っています。そしてとてもかっこいい。ここ最近はずっと聴いていたところに訃報を知りました。
クラシック音楽をベースに、ポップス、映画音楽、ダンスミュージックまで幅広い音楽性、彼の作った音楽はいつもすっと耳に入ってくる。テレビのCMでこの曲いい曲だなと思ったら坂本龍一だったって事がよくあった。
リアルタイムのYMO世代ではないけど、高校のサッカー部の遠征にはYMOのカセットテープをもって行きウォークマンで聴いていました。友達からは変わった音楽を聴いている奴。
そんな感じだったと思います。
映画、戦場のメリークリスマス、ラストエンペラーでは音楽、俳優としても出演していて、彼が出てくるシーンは何回も巻き戻してみていました。
戦場のメリークリスマスでビートたけし、デビッドボウイも一緒に出ているってすごいメンバーですね。
グラミー賞を受賞した時のコメントしている姿もかっこよかったです。
10代からずっと坂本龍一の音楽を追いかけてきました。「千のナイフ」が一番好きかも。
2009年に富山で坂本龍一の初ライブ。富山は初めてと言っていた。
ピアノのソロライブで素晴らしいライブでした。
彼のメロディーラインで反復されるところが多々あるんだけど、そこにミニマルテクノを感じていました。そういうところもDJをやっている自分が一層はまった原因だと思います。
ライブ後、会場ではCD、レコード、自伝いろんなものを買いました。
おまけにコンサートスタッフに「坂本龍一さんが昔から大好きで会わせて欲しい」とお願いまでしたくらいでした。
テレビやラジオで見る彼が話していていつも思うのは穏やかで優しく、たまに面白い事も言うんです。
自分の理想のおじさん像、人間像は坂本龍一で、こういう風に歳をとりたいと思っていました。
頭が柔らかく、視野の広いチャレンジ精神旺盛なセンス溢れる素晴らしい音楽家。会って話した事もないけど、そう思います。
坂本龍一の作る音楽、人間性全てが大好きでした。
一日一日大切に生きていきたいと思います。
(KENJEE)